2012年11月11日、築地本願寺の報恩講のお逮夜とお初夜に出席してきました。
本堂前では地方の模擬店が多数出て、ご当地ゆるキャラ・コンテストやアイドルのミニライブなどで盛り上がっていました。
本年10月に平成の大修復を終えたばかりの御本堂に入ると前方にまばゆいばかりのお内陣が目に飛び込んできます。
鏡のような光沢をみせる黒漆塗り、柱や長押など全体に施された金箔、そして長押上や柱上部、虹梁に施された極彩色の彫刻が鮮やかです。
午後2時、大師影供作法が始まり、念仏正信偈をお勤めしました。
築地本願寺宗務長 不二川公勝師のご挨拶。
引き続き小野正信師の「偈前のお文章」についての御法話を拝聴しました。
當光寺ご住職を囲んで、本日参加の當光寺壮年会のみなさん
本堂の壁にはパネル展示で本堂を設計された伊東忠太博士の紹介がされていました。
お逮夜の最後は帰敬式です。我々はいったんご本堂から退出して休憩をとりました。
午後5時からお初夜です。正信念仏偈をお勤めしました。
最後に御絵伝絵とき布教を拝聴しました。たたみ約8畳はあるかという大きなスクリーンにプロジェクターでスライドショー(パワーポイント・プレゼンテーション)を投影しての説明です。
11日の本日は第一幅(出家学道、吉水入堂、六角夢想、蓮位夢想の4段)。
とても丁寧にゆっくり御説明をされ、またところどころでお絵伝の拡大写真などをおりまぜ、たいへん分かりやすく興味深い御説明で勉強になりました。
最後に恩得讃を唱和して報恩講初日が終了しました。
みなさんと本願寺の近くの居酒屋で一杯(いっぱい?)飲んでお開きになりました。
文責 永田